どんな場所でもモラルのないモラハラ人は存在する

近年では有名人などの離婚原因ともなり、一気にその知名度が高まったモラハラ(モラルハラスメント)ですが、実際にどういったハラスメントなのかをご存知でしょうか?

セクハラという言葉が世の中に登場してからというもの、なんだかんだと言ってはハラスメントだと問題視する風潮ができ上がりつつあります。

こういったものを正確に知っておかないと、思いもよらぬところでハラスメントを受けたと訴えられ、会社を辞めざるを得なくなったり、慰謝料を請求されたり、出世コースからは外されたりといったことにもなりかねません。

現在、30種類以上とも言われるハラスメントがありますから、しっかりと覚えておきたいところです。

人に迷惑をかけて嫌がらせをするモラハラとは

まずモラハラ(モラルハラスメント)はどういったものなのでしょうか。
モラハラのみならず、セクハラやスモハラ、ラブハラ、パワハラといったものの後ろについているハラの意味。

これはハラスメントの略称であり、ハラスメントとは、「嫌がらせ」や「人に迷惑をかける」といった意味合いになります。

それでは「モラル」の方ですが、道徳という言葉が一番ぴったりくるかもしれません。
他にも倫理という意味や、社会に対しての精神的な態度などになるでしょうか。

簡単に言ってしまうと、人それぞれが持っている善悪の判断基準になります。

モラハラとは、自身の善悪の判断や価値観、ルールといったものを他人の意見は完全に無視して、強要するような行為を行うことになります。

長い間の嫌がらせになるケースが多く、ドメスティックバイオレンスなどのように肉体的なダメージを直接与えるわけではないため、軽く考えられがちだったものの、基本的人権や自由といったものを奪われている状況のため、近年では、精神的に多大な苦痛を与える行為として、重大視されています。

日常の些細なところでモラハラは存在する

例えば、外出の準備が遅いと、車に乗り込みクラクションを鳴らし、パートナーを急かせる。
その上で、急いで準備をしてきたパートナーに「いつも遅いな!お前は本当にグズでノロマだな!本当に治す気はあるのか?悪いと思っていないんだろう?」といったような陰湿な攻撃。

ここまでいかなくても、似たようなことをパートナーに発してしまった経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これって十分にモラハラなんです。

職場の上下関係、恋人同士、前述で紹介した夫婦間など、とにかく立場の違いを利用したり、立場が弱いことを良いことに精神的な苦痛を与えて満足をするといったことは、知らず知らずの内に多くの方が行っているハラスメントなのです。

モラハラをしてしまう人の特徴

モラハラをしやすい人というのには、特徴があります。
とにかくいつも自分が上の立場でありたいという方。
他にも自分の行動に対して、賞賛を受けたいと思っている方。

それにも関わらず、他人を褒めない。
いくら相手が良い行いをしたり、成功を収めようと、揚げ足を取ったり、あら捜しをして欠点を挙げ連ねる。

自分の考えは絶対であり、意見を否定されることを嫌がる。
無条件に自分には従えと他人に要求する。

自分が特別な人間であると勘違いをしている方。
こういった共通点があります。

そしてずる賢い人が多いのです。
自分を正当化するために、自分自身の心にまで嘘をついたり、都合の良い解釈をしてコントロールしてしまうため、こういった風にならないように気をつけましょう。

またこのような特徴があるのであれば、知らず知らずの内に、他人にモラハラを行っているケースも多く、訴えられる可能性も高いため、注意しましょう。

モラハラを受けてしまう人の特徴

逆にモラハラを受けてしまう方の共通点も存在します。
まずは、相手の意見に流されやすいというのが共通点として挙げられます。

前述にもある通り、加害者側はずる賢い人間が多いです。
そして口が達つ。
会話などをしている内に、人間性を否定されるような言動を浴びせられ、「自分は駄目な人間だ」と思わせられます。

そして、それでも一緒にいてやるのは、自分くらいしかいないんだとコントロールするわけです。
ひどい罵声を浴びせて満足をしているだけの最低な人間であるにも関わらず、被害者に対して、迷惑を被って精神的な苦痛を受けているのはこちらだと実際に口に出して訴えるのです。

これをその通りだと素直に受け止めてしまうという素直さがある方もモラハラの被害を受けやすい方の共通点ですね。

モラハラはモラルハラスメントの略。
立場の違いを利用して、嫌がらせをする行為です。
加害者になりやすい方も被害者になる方にも共通点があります。

意外と知らず知らずにハマってしまっている場合もあるため、どちらにもならないように気をつけましょう。